リスクについては,様々な定義があると「
そもそもリスクとは何?」で触れました。
そのひとつとしては,「
金融工学とは?」で触れた「各金融商品の時系列上の価格推移から今後の損失リスクを計算し・・・」というくだりにあげられるように,
値動きが関係していることが考えられます。
値動きについては,自分の予測する方向と反対に価格が触れれば大きなリスクになりえると言えるでしょう。
リスクとリターンは表裏一体という言葉は,値動き,つまり,金融商品の価格の変動を考えると直感的につながっていることが想像できることでしょう。
例えば現物株を買って,株価が上昇しました。 それは,リターンの増大を招きます。
しかし,買った現物株が下がれば,含み損を抱えるか,あるいは,損きりをせざるを得ない状況になるかもしれません。
それは,リスクなのではないかなと「直感的に」考えるわけですね。
金融工学では,様々なリスクを考えますが,金融商品の値動きは,リスクにつながっていくことがうすうす予測できたのではないでしょうか?
このブログでは,上昇しても,下落しても,価格が変動することによる
「リターン(期待収益率)」の変動自体がリスクであるととらえます。
ただし,これは,あくまで数多いリスクの一つであって,勉強を進めるにしたがって,異なったリスクの定義も出てきますので,ご注意下さい。
この期待収益率の変動率は,σ (シグマ) という記号で表されます。また,金融工学の世界では,このσを「ボラティリティ」と呼びます。
期待収益率(利回り)は,現物株を買った場合ですと,配当金や値上がりによるキャピタルゲインなどが含まれます。
これらを計算しつつ,現在価値に割り引く考え方をいよいよ次回からお伝えいたします。
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