SEO対策
金融工学で行こう! 2008年09月
FC2ブログ

2008-09-09

リスクその1

 リスクについては,様々な定義があると「そもそもリスクとは何?」で触れました。

 そのひとつとしては,「金融工学とは?」で触れた「各金融商品の時系列上の価格推移から今後の損失リスクを計算し・・・」というくだりにあげられるように,値動きが関係していることが考えられます。

 値動きについては,自分の予測する方向と反対に価格が触れれば大きなリスクになりえると言えるでしょう。

 リスクとリターンは表裏一体という言葉は,値動き,つまり,金融商品の価格の変動を考えると直感的につながっていることが想像できることでしょう。

 例えば現物株を買って,株価が上昇しました。 それは,リターンの増大を招きます。

 しかし,買った現物株が下がれば,含み損を抱えるか,あるいは,損きりをせざるを得ない状況になるかもしれません。

 それは,リスクなのではないかなと「直感的に」考えるわけですね。

 金融工学では,様々なリスクを考えますが,金融商品の値動きは,リスクにつながっていくことがうすうす予測できたのではないでしょうか?

 このブログでは,上昇しても,下落しても,価格が変動することによる「リターン(期待収益率)」の変動自体がリスクであるととらえます。

 ただし,これは,あくまで数多いリスクの一つであって,勉強を進めるにしたがって,異なったリスクの定義も出てきますので,ご注意下さい。

 この期待収益率の変動率は,σ (シグマ) という記号で表されます。また,金融工学の世界では,このσを「ボラティリティ」と呼びます。

 期待収益率(利回り)は,現物株を買った場合ですと,配当金や値上がりによるキャピタルゲインなどが含まれます。

 これらを計算しつつ,現在価値に割り引く考え方をいよいよ次回からお伝えいたします。

 

 
スポンサーサイト



theme : 株式・先物・FX
genre : 株式・投資・マネー

2008-09-06

リスクとはそもそも何?

証券会社のパンフレットに掲載される投資信託などの金融商品の宣伝文句には,「リターン,利回り40%のパフォーマンス!」と利益を強調するための数字は出てきますが,そのリターンに付きまとうリスクに関しての数字は一切表示されません。

そのせいで,中には「利息が40%もつくのか,すごいな。」などと銀行金利の延長として捉えて,大変な目に遭う方もいらっしゃいます。
 
 リスクとリターンは表裏一体の関係にあり,リターンが期待できるということは良いことばかりではなくリスクも大きいのです。

 しかも,その大きなリスクに見合ったリターンが期待できないこともあります。しかし,パンフレットに書かれた言葉には,何とかかれているでしょうか?

「投資にはリスクがございます。」

このような表現では,「リスクがある」ということは分かるかもしれません。
ところが,これでは「有る・無い」の二元論に過ぎません。パンフレットには,リスクが大きいのか・小さいのか具体的に数字で表していることはほとんど有りません。

 そもそもリスクとは何なのでしょうか?
様々な答えがあります。実際に投資を行っている方々は,株やFX,投資信託などで,損切りを実行したことや,含み損を抱えたことが有るのではないでしょうか?
 ここでは,具体的にどのくらいの損が出るのかを中心にリスクを考えていこうと思います。

theme : 資産運用
genre : 株式・投資・マネー

2008-09-06

金融工学とは?

「金融工学」は,様々な学問の集合体です。
 もともと理工系の知識と金融・経済の融合した学問として「フィナンシャル・エンジニアリング」,「投資工学」,「数理ファイナンス」などの,様々な言葉がありました。
 しかし,1998年に放映されたNHKの「マネー革命」という番組において「金融工学」という言葉が使用され,有名になり定着致しました。

 歴史的に見ると,1960年代の「アポロ宇宙計画」と呼ばれた人類初の月旅行を実現したコンピューター工学や数学・物理に長けた人々の一部が,プロジェクト終了とともに,ウォール街へその活躍の舞台の矛先をむけて,大変な成功をしたことを発端に発展してきました。

 彼らは,複雑なポートフォリオを組み上げ,オプション価格の算出システムを構築し,各金融商品の時系列上の価格推移から今後の損失リスクを計算し,これまでディーラーの勘だけに頼ってきた売買に数値的な根拠を与えることに成功しました。

 彼らの功績で,金融は,新たなステップを踏み出すとともにその理論をより高度にそして複雑にしていきました。
例として,新しい金融商品が続々と開発され,これらが金余りを起こしている国や組織,そして個人へと販売されていきました。
また,ディーラーが用いる支援ツールを開発し,銀行などの巨大で複雑な資産を有する組織の資産管理を効率的に行なうことを可能としました。
現在では,こうした各種ツールなしでは,金融システムを維持することは不可能であり,高度な理論を理解したスタッフとエンジニアの重要性が認められています。

 しかし,ツールは実際の値段としてかなり高価なものです。個人投資家にそんな高度な機能はいらない場合も多いものです。そもそもウン千億円もの資産をもつ金融機関のポートフォリオ管理機能なんてまったくのお門違いですよね。
つまり,私のような微細な資金しか持たない個人投資家の資産管理程度なら,必要な機能などというものはほんのわずかです。ツールの機能とそれがあつかうものの本質を知ってさえいればちょっとした工夫で自作できるはずなのです。

2008-09-06

このブログの目的

このサイトは金融工学の技術を勉強して主に投資に役立てていくことを目的としています。また,私が勉強した経済・金融に関する様々なことについても記載していくつもりです。例えば,IMFや日銀といった国際機関や政府発表も取り上げていきます。
なお,当ブログ内の情報に基づいて実際の取引等でこうむった損失に関しては一切の責任はもちません。自己の判断と責任でお願いいたします。

theme : 資産運用
genre : 株式・投資・マネー


Ad by PetaPeta 0001